校歌
校歌制定の由来
校歌は、子供の心を結び合い励まし合わせる。そして、卒業後もこれを口ずさむことによって、何か母親を慕うときのような懐かしさを覚えるものがある。心の柱ともなる校歌がどうしても欲しい。こんな気持ちが高まってきたのは昭和38年春のことであった。
名草の子供が歌う校歌をつくるとなると、やはり、それは名草小学校をよく理解し、よく愛する人たちの手によってつくることが至当であろうという結論に達した。そこで、職員によって校歌作成委員会を結成し、歌詞を3年生以上の在校生から募集した。125編の応募作品の中から6年2組 久保芽里子さんの作品が選出された。原作を委員会の手で補作し、最終校閲を市教委教育次長三田忠夫先生にお願いして完成した。
作曲は、本校職員または本校勤務経歴のある職員より募ることにした。
結局、元本校職員(昭.32~35)名越祝子教諭の曲を選定し、第一中学校教諭久保田松三郎先生に補修を仰いで完成をみた。こうして、完成された校歌は昭和39年2月学芸会の席上で発表された。
名草小学校校歌
久保芽里子 作詞
1.のぼる朝日の そのように
明るく正しい 名草の子
きょうも一日 元気よく
明日の夢を 咲かせよう
希望ゆたかな 名草の子
2.さくらの花の そのように
やさしく強い 名草の子
肩くみあって 助け合い
愛の心を 育てよう
友情あつい 名草の子
3.川の流れの そのように
清く進もう 名草の子
手に手にをとって 学び合い
強い身体に きたえよう
健康ほこる 名草の子